ストレスの9割は人間関係から。ストレスを溜めない「人との接し方」

こんにちは。

私は人と接する仕事をしており、人間関係によるストレスを相談されることが多いです。

その相談の中で

  • 「人間関係が円滑で羨ましい」
  • 「人間関係を円滑にするコツは何ですか?」

と聞かれることが多くなりました。

たしかに周りの人と比較すると私は人間関係で悩むことは少ないです。

ということは私が人間関係で意識していることを発信すれば、人間関係で悩んでいる人の役に立てるのではないかと考えました。

なので今回は私のストレスを溜めない「人との接し方」について伝えたいと思います。

読みながら一緒にストレスについて考えましょう。

ストレスとは?

近年話題のアドラー心理学によると「ストレスの9割が人間関係によるもの」と言われています。

ストレスが過度にかかると心や体の病の原因となります。

つまり、人間関係さえ円滑に乗り越えることができれば大半のストレスから解放されるということです。

最近1人が一番楽って人多いですよね。

これって人間関係によるストレスが少ないってことです。

ですがこの社会で生きている以上、人間関係から解放されることは不可能に近いです。

ですので上手な「人との関わり方」を習得することが、ノンストレス生活への一歩となります。

今回はストレスの原因を人間関係に絞って考えます。

なぜストレスがたまる?

そもそも人間はプラス面よりマイナス面を見つける方が得意です。

マイナス面のほうが目につくとどうなるかというと、無意識にその人を監視するようになります。

またマイナスなことをしないように=私にストレスを与えないように見張るわけです。

すると特性から、さらにマイナス面ばかり気になります。

そしてさらに監視を強化します。

こうして自分で「ストレスの対象」を作り上げてしまいます。

その人がストレスの対象なのは自分が作り上げたことには気付いていません。

ストレスの対象には毎日ストレスを感じるようになります。

職場にその人がいるだけでストレス。

こうしてストレスフルとなります。

ではどのようにしてストレスと向き合っていけばいいのでしょうか?

プラス面に目を向ける

よくこんな言葉を聞きませんか?

プラスメン
プラスメン

マイナス面ばかり気にしていないで、もう少しプラス面に目を向けてみてはどう?

いわゆるプラス面に目を向けようという提案ですね。

プラス面に目を向けられるようであれば人間関係のストレスからの解放はすぐ近くです。

ですが今回はこの提案でもなかなかプラス面に目を向けられないそこのあなた。

この提案ってど直球でその通りなんですけど、そう言われてもなかなか難しいですよね。

なぜなら先ほど述べた通り、そもそも人間はプラス面に目が向きにくい特性があるから。

なのでプラス面に目を向ける方法があれば知りたいですよね。

ではプラス面に目を向けるためにはどうしたら良いでしょうか?

過度な期待はしない

ずばりプラス面に目を向けるためには「過度な期待はしない」ことです。

過度な期待は、「期待している人」にも「期待された人」にもストレスを発生させる原因となります。

期待している人

期待以下の結果の場合にがっかりします。

期待された人

期待に応えられなかった場合にがっかりします。

昔、私に相談にきた人で「過度な期待は良くないよ」とアドバイスしたことがありました。

すると、

期待したい派
期待したい派

・期待しないなんて無理!

・期待されると嬉しいじゃん!

その気持ち、すごくわかります。

期待していることを伝え、期待に応えようとするやる気が生まれる。

(ですがこれはアドラー心理学で言う承認欲求となります。承認欲求については時間があるときにまとめたいと思います。)

ですがその気持ちがある限り、人間関係でストレスをかかえることになります。

私が言いたいのは過度な期待はしないということです。

個人的には少しの期待はしても良いのではないかなと思っています。

考えてみてください。

みなさんが人間関係でストレスをかかえているときって、その人に過度な期待をしていませんか?

なんでこんなことするのか、してくれなかったのか、なんでこんな言い方するのか、、、

全て相手の責任みたいな言い方ですね。

自分に責任は全くないのでしょうか?

・・・

そんなことはないですよね。

期待したい人は少しなら期待しても良いと思います。

でも、期待した相手の結果が期待以下だった場合に「自分が期待しすぎていたな」と相手を許すという心遣いが大切ではないでしょうか。

まとめ

私が思うストレスを溜めない「人との接し方」とは

  • プラス面に目を向ける
  • 過度な期待はしない
  • 期待するなら、結果がどうあれ許す心をもつ

はじめは今回の内容を意識すること自体がストレスに感じることもあるかもしれません。

そんなときは「もう無理」と逃げるのではなく、

「まだ過度な期待をしてしまっているのかも」

と考えてみてください。

考えられるようになれば、人間関係によるストレスの解消も近いかもしれません。

かばさん
かばさん

最後までご覧いただき本当にありがとうございました!

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