こんにちは。からだの専門家(国家資格あり)かばさんです!
今回はみなさんお悩みの「腰痛」について話したいと思います!
あなたは腰痛で悩んでいませんか?
- 腰痛が何年も続いていてよくならない
- いろいろな治療法を試してきたけど、腰痛がとれない
- 腰痛予防としてはどんなことを意識するべきか
この記事を読むことでこれらの悩みの手助けになる可能性が高いです!
なぜならこの記事では、よくあるストレッチや筋トレで腰痛を治すのではなく、
正しい知識をつけることで痛みを治す!という内容にしているからです!
悩んでいるあなたの手助けになりますように!
目次
あなたは腰痛を経験したことがありますか?
腰が痛いと何をするにも億劫になりますよね・・・(私も経験者ですw)。
ある疫学調査によると、腰痛がある人の割合は37.7%(男性34.2%、女性39.4%)
約4割の人が腰痛を抱えて生活しているというのです!
約10人に4人は腰痛を抱えているということです!
この数字には驚きの数字ですね!
腰痛は治らないと思って諦めていませんか?
からだの専門家である私から言わせてもらうと、
正しい知識をもって腰痛を理解できれば、まだまだ改善できます!
そんなこと言われたって、と言いたい気持ちはわかります!
ですがこの記事にたどり着いたのも何かのご縁!
騙されたと思って、私と一緒に腰痛について学んでみましょう!
すぐ読み終わると思います!
読み終わる頃には少し腰痛に詳しくなり、痛みの原因が見つかるかもしれません!
ぜひ最後までよろしくお願いします!
みなさんは腰痛の原因は何だと思いますか?
ぎっくり腰、腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症etc・・・
これらの病名が頭をよぎりましたか?
それとも、筋肉が凝り固まったから、神経が圧迫されているからetc・・・
こんな感じでしょうか?
どちらも間違いではありません。
しかし、それ以外にも原因があるんです!
ここで実際の腰痛の原因を示します。
日本において全腰痛のうち、15%が診断のつく腰痛といわれており、
そして残りの85%は原因不明の腰痛と言われているのです!
そうです。腰痛の原因は完全にはあきらかになっていないのです!
そして、その80%以上の腰痛の原因として考えられているのが「非特異的要因」です!
腰痛ガイドラインを参考にすると、非特異的要因とは以下が挙げられます。
- 痛み
- 活動に対する誤解
- 痛み行動
- 抑うつ、不安
- 不適切な治療
- 疾病利得
- 補償問題
- 職場・職務問題
- 家族や社会的な支援過多・過少
これらを一つ一つ解決していくことで、痛みの問題から開放されていきます。
上記の要因をまとめると大きく4つに分類できます。
- 痛み
- 身体的因子
- 心理的因子
- 社会的因子
これらの要因をみると、痛み、身体的因子はマッサージやリハビリテーションなどで改善することがありますね。
しかし、心理的要因や社会的要因はどうでしょう?
マッサージ師さんが話をして、すっきりしたことで痛みが楽になった経験はありませんか?
友人と話したことで、すっきりしたことはありませんか?
つまり、心理的・社会的要因を改善することで痛みが改善することがある!ということです!
まだ信じられませんか?
もう少し理解できると、あなたの腰痛の原因が身体的な要因だけではないことがわかってくると思います。
次は痛みの恐怖-回避モデルについて解説します。
人というのは、不安や恐怖から逃げようとする生き物です。
例えば、痛かったり、熱かった体験をすると次から気をつけますよね?
怖かった体験は一生忘れないし、ひどい時にはトラウマになったりします。
腰痛も同じです。
不安や恐怖心が少ない人や環境下では、痛みに対峙する(向き合う)ため回復に向かうことになります。
しかしそうでない場合、痛み体験からcatastrophizing(破局化、破局的思考)に至りやすいです。
さらに思考だけでなく行動までもがネガティブになりやすいというのです。
確かに言われてみると、
ポジティブな人=元気な感じ
ネガティブな人=いつも元気がなくて、体調が良くないような感じ
痛みにネガティブな感情・認知・行動が痛みを持続、増悪させていると考えられます。
その思考をもとに不安や恐怖心は増長し、過剰に様々な行動を回避するようになります。
結果として不活動、抑うつ、機能障害に至ることで痛みを増悪させ、痛みの悪循環に陥ってしまいます。
ここまで原因は理解できたでしょうか?
ここまでを簡単にまとめると
- 腰痛のうち約8割は原因不明。
- 腰痛の原因は身体的な要因だけではない。
- 原因の一つとして心理的・社会的な要因も考える必要がある。
解決策として原因を探ることも大切ですが、約8割は原因不明です。
つまり原因不明の痛みが続いているのであれば、心理的・社会的要因を治療するのです!
そのためには心理的・社会的要因でストレスになっていることはないか探してみてください。
痛みにつながるほどの要因であれば、すぐ見つかるはずです!
見つけられたらその要因を解決してみましょう。
私も人生で1度だけ腰痛を抱えていた時期がありましたが、今考えると多くの仕事を抱えておりストレスがかかっていたんだろうなと思いました。
そのときにはいくら治療しようが痛みは続いていたのですが、気付いたら痛みが減っていました。
もしかしたらそのストレスを時間が解決してくれたのかもしれません。
腰痛は身体的な要因だけではないことが少しは理解していただけたでしょうか?
おそらく身体的な要因に原因を探してしまう人が多いのではないでしょうか?
慢性的な腰痛で悩んでいる方がいれば、ぜひ心理的・社会的要因がないか考えてみてください!
その要因がない場合は身体的要因が考えられますので、治療院へ行ってみてください。
もし現在悩んでいることがあるのであれば、心理カウンセリングを受けてみることも一つの手段かもしれません。
特にコロナ禍では人と会う機会が減り、ストレスがたまることが増えると思います。
どうか体調には気をつけて、自分の身体と向き合う時間を作ってみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
少しでも腰痛に詳しくなって、腰痛が楽になることを願っています!
もし少しでも学べたようであれば、コメントいただけると嬉しいです。
気軽に質問もお待ちしています!