近年、男性も育休がとりやすい時代へ変化してきました。
しかし・・・
それでも「育休をとらないパパ」や「育休をとる意味がわからないパパ」が多いのも事実・・・
育休は
「ただ育児をするだけ」
「ただ家事をするだけ」
そんな風に思っているパパも少なくないのでしょうか?
・育休をとるか悩んでいるパパ
・パパに育休をとってもらいたいママ
・育休の本当の意味を知りたい方
女性から「育休とって!」と言われるよりも
男性から言われた方が説得力があるかなと思い
育休に全力で取り組んでいるパパである私が
育休で感じたことを伝えていこうと思います。
この記事を全国のパパママたちへ捧げます。
目次
私が育休をとって良かったことは大きく3つです。
- 育児の大変さを体験できる
- 子供の成長を間近で感じる
- 子供だけでなく、妻との時間も増える
一つずつ説明していきます。
1つ目は育児の体験です。
「育休とらなくても育児はできる」
「育児は女性がするものでしょ?」
そう考える男性は多いと思います。
ですが、
その考えは少し昔の考え方です。
時代は変わっています。
勘違いしている人が多いのですが
男性には覚えておいていただきたいことがあります。
それは・・・
育児が大変なのではなく、
24時間で育児を続けることが大変なのです。
育休を取らない場合
一般的な会社員であれば
仕事前後と休みの日しか育児をしません。
ですが、育休をとると毎日24時間育児を経験できます。
朝起きてから、日中、夜、夜中・・・
特に夜中の2-3時間おきに起きて授乳やおむつ交換。
親も長くて連続で2-3時間しか寝れません。
泣き止まない場合は1時間も寝れないこともあります。
次の日は全然寝た気がしませんが、それでも日中は家事・育児。
これは若い頃にオールしたことを思い出します笑
これは実際にやるとすごく疲れました。
正直なめてました。
そんな生活を毎日しているママに対して
日中仕事しかしていないパパは帰ってくると
「仕事で疲れているから休ませてくれ」
こんな言葉が出てしまうんですね。
でも仕方がないんです。
24時間の育児を経験したことがないから出る言葉。
わかってもらうにはいくら言葉で説明しても伝わりません。
「百聞は一見に如かず」
経験してもらうしかないと思います。
私は夜中の大変さを経験して1日-2日で妻に頭が上がりませんでした。
年中無休の大変さを経験するとママに優しくなれるかもしれません。
子供の成長はとても早いです。
育休をとると毎日毎日、変化を感じることができます。
毎日の変化を見て何が良いの?
と思う人もいるかもしれません。
その答えは
人それぞれですが
私は「子供への愛情」や「親への感謝」を感じました。
毎日の変化は見ていてとても嬉しく、愛おしいものです。
1人では何もできない子供。
少しずつ声に反応するようになり
私たちの顔を目で追うようになる。
服やおむつのサイズが大きくなっていく。
そんな愛おしい姿をみるたびに
子供への愛情が大きくなっていきます。
時には泣き止まないこともありますが
たまに見せる笑顔に癒され
気づいた頃には携帯の写真フォルダが子供の写真でいっぱいになり
待ち受け画面は子供のベストショット写真に変わっているでしょう笑
また自分の親に対しても
「私が生まれた時はどんな気持ちだったのかな?」
「こんな気持ちで育児をしていたのかな?」
育児の時間を通じて
自分の親への感謝の気持ちであふれるかもしれません。
児童の虐待や殺人などのニュースがある中で
私をここまで育ててくれた親に感謝しかありません。
本当にありがとう。
最後3つ目は育休をとると妻との時間が増えます。
これの何が良いの?と思われるかもしれません。
ですがこの時間ってとても貴重だと思うんです。
なぜなら妻と過ごせる時間は決まっているから。
奥さんとは最長どのくらい一緒にいたことがありますか?
妻と出会って、付き合って、結婚して。
学生の頃からお付き合いしている人は学校やデート
社会人になると仕事があるため会う時間も限られます。
そう考えると毎日24時間一緒にいることって意外とないんです。
つまり夫婦でも毎日24時間一緒にいた人って少ないのかもしれません。
よく「相手のことを知りたい」って言いますが
知るために毎日一緒にいることって難しいですよね。
私は毎日24時間一緒にいたことで
夫婦間でも知らなかったことがたくさんありました。
「普段こう考えているんだ」
「この言葉はこうゆう意味だったんだ」
今まで踏んでいた妻の地雷の意味がわかったり
逆に私の考えていることが伝わったり
私は夫婦間でお互いのことが知れて
勘違いやすれ違いが減ったように感じます。
このことを妻に伝えたら
「育休が違う意味で良い時間になったね」
と話してくれました。
パパが育休をとることは、とても良い時間だと感じています。
悩んでいるパパはぜひとってみることをおすすめします!
なぜならママの大変さを実感する良い機会だと思うからです。
こんな記事を読んでくれているパパはそもそも大丈夫かと思いますが笑
パパに育休をとってもらいたいママは無理にパパへ育休を勧めるのではなく
本人から「とろうかな」と言わせるように頑張ってみてください!笑
この記事がそんなパパの気持ちを動かせたら嬉しいです。
最後までご覧いただき本当にありがとうございました。